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東京オリンピックが10倍楽しくなるサーフィン!!その②「選手の選考方法編」

東京オリンピックが10倍楽しくなるサーフィン!!その②「選手の選考方法編」

皆さん、こんにちは。何でも屋のヒラ部長です🏄。

今回は、東京オリンピック「サーフィン競技」の選手がどうやって選考されるのかを簡単にまとめてみました。

 2019年及び2020年の『ISA World Surfing Games』参加が選考の第一条件

 東京オリンピック、サーフィン競技に選ばれる為には、まず、2019年及び2020年の『ISA World Surfing Games』参加が選考の第一条件とされています。ISAというのはオリンピック競技を目指す組織「国際サーフィン連盟(International Surfing Association)の略称で、そこが主催する大会が『ISA world surfing games』ということになります。ISA World Surfing Gamesは、1964年に第1回世界選手権として開催され、以後世界各地で1年または2年おきに開催されています。 サーフィンの世界チャンピオンと国のランキングを決定する世界選手権であり、世界を目指すサーファーにとってこの大会は、「サーフィンのワールドカップ」として認知されているようです。

 

2018年『ISA World Surfing Games』で日本が金メダルを獲得!

 ISA世界選手権『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』が1990年以来、28年ぶりに日本で開催されました。42カ国、197名のサーファーが愛知県田原市、通称「伊良湖」のロングビーチを舞台に1週間に渡ってメダルを争い、結果、日本が強豪を抑えて、団体で金メダルを獲得しました!

団体結果の結果は以下のとおりです。
1位 日本
2位 オーストラリア
3位 アメリ
4位 南アフリカ

オーストラリア、アメリカ、南アフリカなど、CTサーファーを輩出している強豪国を抑えて1位を獲得するなんて信じられません!GREAT!

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2018年ISA世界選手権団体で金メダル獲得!!

個人戦での結果は五十嵐カノア&村上舜の2名の選手がファイナルに進出し、優勝は逃してしまいましたが、五十嵐カノア選手が2位になるなど、好成績を収めています。2位じゃだめなんですか?という人もいるかもしれませんが笑、僕は2位でもいいと思います。

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五十嵐カノア&村上舜

メンズ個人結果はこんな感じ、、、
1位 サンティアゴ・ムニーツ(ARG)
2位 五十嵐カノア(JPN)
3位 ルーカ・メシナス(PER)
4位 村上舜(JPN)
...9位 大原洋人(JPN)

個人的には、大原選手の無垢な感じが大好きなので、もっと結果が出てくれると嬉しいなあと思います。

 

ウィメンズ個人結果、、、
1位 サリー・フィッツギボンズ(AUS)
2位 ペイジ・ハレブ(NZL)
3位 ビアンカ・ベイタンタグ(RSA)
4位 サマー・マセド(USA)
...11位 黒川日菜子(JPN)
...13位 橋本恋(JPN)
...16位 川合美乃里(JPN)

ごめんなさい、ウィメンズはよくわからない。出来たら湘南出身の子が出てきてくれないかな~。


伊良湖 - 狂熱の4日間 〈2018 ISAアーバンリサーチ世界選手権〉ISA WORLD SURFING GAMES 2018 in Japan

2019年ISA World Surfing Gamesは?

 そして、2019年ISA World Surfing Gamesですが、なんと9月7日~15日に宮崎県の木崎浜ビーチで開催が決定しました!東京オリンピックの出場資格を与える最初のイベントが日本で開催されることとなったわけですね。これは、日本にとって非常に高いアドバンテージだと思い期待大ですね!

ちなみに東京オリンピックのメンズの選手選考は、、、
 🌊2019年のWSLワールドツアーのトップ10

 🌊2020年『ISA World Surfing Games』の上位4名
 🌊2019年『ISA World Surfing Games』、メンズの上位4名(アフリカ・アジア・

  ヨーロッパ・オセアニアのトップ1名)
 🌊2019年『Pan American Games』のメンズのトップ。
 🌊開催国枠1名 合計20人

ウィメンは、、、
 🌊2019年のWSLワールドツアートップ8
 🌊2020年『ISA World Surfing Games』上位6名
 🌊2019年『ISA World Surfing Games』上位4名(アフリカ・アジア・ヨーロッパ・

  オセアニアのトップ1名)
 🌊2019年『Pan American Games』トップ。
 🌊開催国枠1名 合計20人

つまり、競技はメンズ、ウィメンズ共に各20名ずつで合計40名が選考されます。そして、選手の選考は、同じ国の選手はメンズ、ウィメンズ各2名が上限(例外として3名まで)とされています。個人的には、西湘出身の村上舜選手、そして大原洋人選手に頑張ってほしいですが、やっぱり五十嵐カノア選手は外せないですよね。誰が選ばれるのか、ドキドキしますね。

さあ、次回も同じく、東京オリンピックク新種目「サーフィン」に関連したものをまとめていきたいと思います。ご拝読ありがとうございました。


How to Qualify for Surfing in the Tokyo 2020 Olympics